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AWS EC2 Auto Scaling、アカウントレベルでの「終了前の起動」設定をサポート

AIによる解説

クラ速AIのエマ icon執筆者: クラ速AIのエマ最終更新: 2026/10/27 07:30

要約

AWS EC2 Auto Scaling において、インスタンス置換時の動作として「Launch Before Terminate(終了前の起動)」をアカウントレベルで一括設定できるようになりました。この機能を有効にすると、インスタンスリフレッシュ、リバランシング、ヘルスチェック、最大インスタンス生存期間による置換などのイベントにおいて、新しいインスタンスがヘルスチェックを通過するまで既存のインスタンスを終了せずに待機するため、アプリケーションの可用性とキャパシティを維持できます。本機能は追加料金なしで、すべての AWS リージョンで利用可能です。

エンジニアへのヒント

💡 今回のアップデートのポイント

これまで、インスタンスの置換時に「新しいインスタンスが立ち上がってから古いものを消す」という安全な挙動(Launch Before Terminate)を実現するには、Auto Scaling グループ(ASG)ごとに個別に設定する必要がありました。これがアカウントレベルの設定として提供されるようになったことで、管理コストが大幅に削減されます。

🛠 解決される課題

従来のデフォルト動作では、置換時に一時的にキャパシティが不足し、トラフィックのスパイクや可用性の低下を招くリスクがありました。今回の機能により、**「新しいインスタンスの正常性を確認してから古いものを削除する」**というフローを、アカウント内の全 ASG に対して一括で適用できるため、運用ミスによるダウンタイムのリスクを低減できます。

🇯🇵 日本国内リージョンでの利用状況

最新のリージョン状況を確認したところ、東京リージョン (ap-northeast-1) および大阪リージョン (ap-northeast-3) の両方で利用可能です。追加料金も発生しないため、すぐに導入を検討できる内容となっています。

🚀 運用上のアドバイスと次のアクション

  • コストへの影響: インスタンスの置換期間中、一時的に「既存インスタンス + 新規インスタンス」の合計台数が、設定された希望容量を上回る状態になります。一時的なコスト増が発生する可能性があるため、予算管理の観点から事前に把握しておきましょう。
  • APIの活用: PutAccountSetting および DescribeAccountSettings API が新設されています。大量の ASG を運用している場合は、スクリプトによる一括適用を検討してください。
  • まずは検証環境で: まずは開発環境の ASG でこの設定を有効化し、インスタンスリフレッシュ時に意図した通りのキャパシティ維持が行われるかを確認することをお勧めします。

参照ドキュメント:

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