
Amazon Bedrock AgentCore Runtime Instances が一般提供開始、EC2上でエージェントを管理型運用可能に
出典公開日: 2026年8月7日
AIによる解説
要約
Amazon Bedrock AgentCore の新機能 Runtime Instances が一般提供開始されました。この機能により、ユーザーは自身の Amazon EC2 インスタンス上でエージェントを実行 できるようになり、インフラストラクチャの管理を AWS に委ねながら、柔軟なコンピューティングリソースを利用可能です。
主な特徴:
- 管理型デプロイメント: AgentCore がプロビジョニング、パッチ適用、スケーリング、ライフサイクル管理を自動化。
- EC2 インスタンスタイプの選択肢: GPU加速、メモリ最適化、コンピューティング最適化など、多様なインスタンスファミリーを指定可能。
- セッション持続時間: 最大 14日間 の長時間セッションをサポート(従来の microVM ベースは最大8時間)。
- 利用可能リージョン: 米国東部(バージニア北部、オハイオ)、米国西部(オレゴン)、アジアパシフィック(ムンバイ、シンガポール、シドニー、東京)、欧州(フランクフルト、アイルランド)。
- 料金体系: Amazon EC2 の利用料金に加え、コンピューティング管理費用が課金されます。
AWS マネジメントコンソール、CLI、SDK、または API を使用して、キャパシティプロバイダーを作成し、エージェントを紐付けることで利用開始できます。
エンジニアへのヒント
エンジニア視点での考察・アドバイス
解決された技術的課題
- インフラ管理の負担軽減: 従来はエージェントのデプロイやスケーリングを自前で管理する必要がありましたが、Runtime Instances により AWS が一括管理。特に 長時間稼働やリソース集約型のエージェント で威力を発揮します。
- コンピューティングの柔軟性: GPU やメモリ最適化インスタンスなど、用途に応じた EC2 インスタンスタイプを選択可能。例えば、大規模言語モデル(LLM)の推論タスクには GPU加速インスタンス が適しています。
- セッション持続時間の延長: 従来の microVM ベース(最大8時間)では対応できなかった バッチ処理や長時間の対話型エージェント に対応。
日本のリージョン対応状況
- 東京リージョン(ap-northeast-1) は 利用可能 ですが、大阪リージョン(ap-northeast-3) は 現時点でサポート対象外 です。東京リージョンを利用する場合は、AWS 公式ドキュメントで最新のリージョン状況を確認してください。
実務での注意点
- コスト管理: EC2 インスタンスの利用料金に加え、AgentCore の管理費用が発生します。特に 長時間稼働や大規模なインスタンス を使用する場合は、コストシミュレーションを事前に実施しましょう。
- セキュリティ: AgentCore は AWS の管理下で動作しますが、ユーザー側でも IAM ポリシーや VPC 設定 を適切に構成し、セキュリティリスクを最小化してください。
- 移行戦略: 既存の microVM ベースのエージェントを Runtime Instances に移行する場合は、セッション持続時間やリソース要件を再評価し、適切なインスタンスタイプを選択してください。
次のアクション
- キャパシティプロバイダーの作成: AWS コンソールや CLI を使用して、必要な EC2 インスタンスタイプを指定したキャパシティプロバイダーを作成します。
- エージェントの紐付け: 作成したキャパシティプロバイダーにエージェントを紐付け、動作確認を行います。
- コスト試算: AgentCore 料金ページ で料金を確認し、予算に応じたインスタンスタイプを選択します。
- 東京リージョンでのテスト: 東京リージョンで Runtime Instances をテストし、パフォーマンスや安定性を評価します。
参考ドキュメント
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