
Amazon Bedrock AgentCoreでトレースとログの統合管理が可能に
AIによる解説
要約
Amazon Bedrock AgentCoreにおいて、これまで分散して出力されていたエージェントのトレース、プロンプト、構造化ログ、および標準出力が、エージェントごとの単一のAmazon CloudWatchロググループ(/aws/bedrock-agentcore/runtimes/<agent_id>-<endpoint_name>)に統合されました。2026年7月20日以降に新規作成されたエージェントはデフォルトでこの機能が有効になります。既存のエージェントで利用する場合は、環境変数 UNIFIED_TRACES_DESTINATION_ENABLED=true の設定とADOTのバージョン0.17.1以降へのアップデートが必要です。
エンジニアへのヒント
解決される課題
これまでAgentCoreのテレメトリは、トレースが aws/spans ロググループへ、イベントログがリソース固有のロググループへと分かれていたため、1つのリクエストを追跡する際に複数のロググループを横断して検索する必要がありました。今回のアップデートで単一のロググループで相関分析が可能になり、デバッグ効率が大幅に向上します。
日本リージョンでの利用状況
公式発表では「AgentCore runtimeがサポートされているすべてのAWS商用リージョン」で利用可能とされており、東京・大阪リージョンへの明示的な言及はありませんが、基本的には利用可能と考えられます。導入前にコンソールまたはAPIで設定を確認してください。
実務上のアドバイス
- セキュリティの強化: ロググループがエージェント単位に分離されたことで、エージェントごとのIAMポリシーによるアクセス制御や、CMK(カスタマー管理鍵)による個別の暗号化が適用可能になりました。機密情報を扱うエージェントを運用している場合は、この機会にセキュリティ設定を見直すことを推奨します。
- 移行コスト: 既存エージェントへの適用は環境変数の追加とADOTの更新のみで完了するため、移行負荷は極めて低いです。
次のアクション
まずは、既存のエージェントで UNIFIED_TRACES_DESTINATION_ENABLED=true を設定し、CloudWatch Logsでロググループのパスが変更されたことを確認してください。
参考ドキュメント
AgentCore Developer Guide https://docs.aws.amazon.com/bedrock-agentcore/latest/devguide/observability-configure.html
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