
AWS Direct Connect にインバウンドプレフィックス制御機能が導入、最大 1,000 プレフィックスまで拡張可能
AIによる解説
要約
AWS Direct Connect のプライベート VIF およびトランジット VIF において、オンプレミスから AWS へ広報するルートプレフィックスの割り当てを管理できる「インバウンドプレフィックスコントロール」が導入されました。これにより、ワークロードの要件に応じて、IPv4 および IPv6 それぞれ最大 1,000 プレフィックスまで割り当てが可能になります(従来は最大 100 プレフィックス)。割り当ては、専用接続レベルと Direct Connect ゲートウェイ (DXGW) レベルのキャパシティプールから消費されます。本機能は追加料金なしで、AWS Direct Connect が利用可能なすべての商用用 AWS リージョンで提供されます。
エンジニアへのヒント
ネットワーク構成の柔軟性が大幅に向上
これまで、Direct Connect を利用して大規模なネットワークを AWS と接続する場合、VIF ごとに最大 100 プレフィックスという制限がありました。この制限を回避するために、ルート集約(サマライズ)を強行したり、複数の VIF を作成してネットワークを分割したりといった、複雑な設計上の工夫が必要でした。今回のアップデートにより、単一の VIF で最大 1,000 プレフィックスまで直接広報できるようになったことは、非常に大きなメリットです。
日本国内リージョンの提供状況
リサーチの結果、東京リージョン (ap-northeast-1) および大阪リージョン (ap-northeast-3) の両方で利用可能であることが確認されています。大規模なオンプレミス環境を持つ日本のエンタープライズ企業にとって、ネットワーク設計の簡潔化に直結するアップデートです。
運用上のアドバイス
- キャパシティプールの管理: VIF を作成・更新する際、割り当て数を指定する必要があります。専用接続レベルと DXGW レベルの両方のプールから消費される仕組みであるため、接続速度や LAG 構成に応じて、全体のキャパシティを把握しておくことが重要です。
- コスト面: 本機能の利用自体に追加料金はかかりません。既存の Direct Connect 接続の設計変更や、ルート広報の最適化にコストをかける必要がないため、非常に使い勝手が良い機能です。
次のアクション
現在の Direct Connect 構成において、ルート集約がボトルネックになっている、あるいは将来的なネットワーク拡張を見越して VIF を分割している場合は、この新機能を利用して構成をシンプルに再設計することを検討してください。まずは AWS CLI またはコンソールから、現在の VIF 設定を確認し、プレフィックス割り当ての変更が可能か検証することをお勧めします。
参照ドキュメント: AWS Direct Connect ユーザーガイド「Inbound prefix controls for AWS Direct Connect」 https://docs.aws.amazon.com/directconnect/latest/UserGuide/prefix-controls.html
次に読む
新着記事記事の関連性を手がかりに、次の情報を探せます。
保存にはログインが必要です。