
Amazon CloudWatch pipelines に「条件付きログルーティング」と「チェーン済みパーサー」が追加
AIによる解説
要約
Amazon CloudWatch pipelines において、ログデータの変換と送信先ロググループの制御を強化する「条件付きログルーティング(Conditional Log Routing)」および「チェーン済みパーサー(Chained Parsers)」が提供開始されました。条件付きルーティングにより、ログの重要度やソースに基づいて異なるロググループへ自動的に振り分け、適切な保持期間やアクセス制御を適用できます。また、チェーン済みパーサーにより、複数のパーサーを順次適用し、構造化が困難なネストされたログ形式(例:JSON 内のテキストフィールドに対して Grok 解析を行うなど)を段階的に解析することが可能になります。本機能は、CloudWatch pipelines が一般提供されているすべての商用リージョンで利用可能です。
エンジニアへのヒント
ログ管理の柔軟性が大幅に向上!
これまで、一つのログストリームに異なる形式の種類のログが混在している場合、ロググループを分けるために、アプリケーション側や Lambda 等のプロキシ層で複雑な処理を行う必要がありました。今回のアップデートにより、CloudWatch pipelines というフルマネージドサービスを利用することで、インフラ管理なしでログの構造化と振り分けをパイプライン上で直接行えるようになります。
解決される課題とメリット
- 複雑なログ形式への対応: JSON エンベロープの中に生のテキストが含まれているような「ネストされたログ」の解析が、チェーン済みパーサーによって非常にスムーズになります。
- 条件による自動振り分け: 重要度(Severity)が高いログは長期保存し、デバッグ用のログは短期間で削除する、といった運用ルールをパイプライン上で完結させることが可能です。
日本国内の利用状況
リサーチの結果、東京リージョン (ap-northeast-1) および大阪リージョン (ap-northeast-3) で利用可能であることが確認されています。国内のプロジェクトでもすぐに導入検討が可能です。
運用上のアドバイス
- コストとセキュリティ: ロググループを分離することで、ログの保持期間(Retention)を個ロジーに設定できるため、コスト最適化に直結します。また、 IAM ポリシーによるアクセス制御も、ロググループ単位で行意えます。
- テストの推奨: まずは既存のパイプラインの設定を構成し、複雑なログ形式のフィールド抽出が意図通りに動作するか、Grok パーサーのパターン定義を検証することから始めるのが良いでしょう。
参照ドキュメント: Amazon CloudWatch pipelines documentation https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudWatch/latest/monitoring/cloudwatch-pipelines.html
次に読む
新着記事保存にはログインが必要です。