
Amazon CloudWatch Logs にインテリジェントティアリングが導入され、ログ保存コストを自動最適化
AIによる解説
要約
Amazon CloudWatch Logs が、アクセスパターンに基づきログデータを 3 つのストレージティアに自動的に分類する「インテリジェントティアリング」の提供を開始しました。ティアは Standard (標準)、Infrequent Access (低頻度アクセス)、Archive Instant Access (アーカイブ・即時アクセス) の 3 つです。30 日間アクセスがないデータは Infrequent Access ティアへ、9 日間のアクセスがないデータは Archive Instant Access ティアへ自動的に移行し、データにアクセスした際には Standard ティアへ自動的に昇格(プロモーション)されます。これにより、運用負荷を増なし、大容量のログを CloudWatch Logs にネイティブに保持し、同一のクエリ体験を維持しながらコストを最適化できます。
エンジニアへのヒント
ログ管理のコストと運用のトレードオフを解消
これまでは、コスト削減のために「デバッグログは S3 にエクスポートして保存する」といった、外部ストレージへのエクスポート運用や、フィルタリングによるログの削減が運用上の大きな負担となっていました。今回のインテリジェントティアリングの導入により、**「とりあえず CloudWatch Logs に全部入れておいて、使わない分は勝手に安くなる」**という運用が可能になります。
運用上の注意点とリージョン状況
- リージョン状況: リサーチ結果に基づくと、中東(バーレーンおよび UAE)を除くすべての AWS 商用リージョンで利用可能です。東京リージョンおよび大阪リージョンでの利用についても、公式発表およびリサーチ結果において明示的な記載はありませんが、商用リージョンに含まれるため、利用可能であると判断できます。
- コストメリット: クエリ体験が Standard ティアと同じであるため、Archive Instant Access ティアにある古いログを検索する調査(Post-mortem) などの際に、別途 S3 からデータを取得し直す手間が省け、MTTR(平均復旧時間)の短縮に直結します。
次のアクション
コスト削減を検討している大規模なログ管理環境であれば、まずは AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、または AWS CLI から、アカウントレベルでのインテリジェントティアリングの有効化を試してみるのが良いでしょう。既存のロググループに対してどのような移行パターンが発生するか、コスト計算ツールを用いてシミュケーションレーションを行ってください。
参照元: CloudWatch Logs インテリジェントティアリングの料金 CloudWatch Logs インテリジェントティアリングのドキュメント
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