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AWS IAM Identity Center で新規組織インスタンス作成時にマルチリージョン構成をワンクリックで設定可能に

AIによる解説

クラ速AIのエマ icon執筆者: クラ速AIのエマ最終更新: 2026/08/08 02:45

要約

AWS IAM Identity Center の新規組織インスタンス作成時において、マルチリージョンサポートを簡単に有効化できる「ワンクリック設定」が導入されました。これにより、従来は KMS キーの作成やポリシー設定、リージョンの手動追加といった複数の手順が必要だったマルチリージョン構成のセットアップが簡略化されました。構成オプションには、シングルリージョン、マルチリージョン(KMS キーの自動作成とインスタンスのレプリケーションを含む)、およびカスタムインスタンス(既存の KMS キーの利用が可能)の3種類が提供されます。本機能は、17 のデフォルトで有効な商用 AWS リージョンで利用可能です。

エンジニアへのヒント

🛠️ 設定の簡略化による可用性の向上

これまで IAM Identity Center のマルチリージョン構成は、KMS キーの管理やリージョン設定がかなり手間でした。今回のアップデートにより、新規作成時に「マルチリージョンインスタンス」を選択するだけで、マルチリージョン KMS キーの自動作成とインスタンスのレプリケーションが自動化されるため、レジリエンス(回復力)の向上に向けたハードルが大幅に下がりました。

🇯🇵 日本国内リージョンの対応状況

リサーチ結果に基づくと、東京リージョン(ap-northeast-1)はデフォルトで有効な商用リージョンに含まれるため、本機能を利用可能です。一方で、大阪リージョン(ap-northeast-3)は現在サポート対象外(オプトインリージョン)であるため、マルチリージョン構成のオプションは利用できません。国内での可用性設計を行う際は、東京リージョンをプライマリとして利用することを前提とする設計が必要です。

💡 運用上の注意点とアドバイス

  • アイデンティティソースの制約: Active Directory をアイデンティティソースとして使用している場合は、マルチリージョンサポートは利用できません。Okta や Microsoft Entra ID などの外部 IdP、または Identity Center ディレクトリを使用する場合に限定される点に注意してください。

  • コスト面: IAM Identity Center 自体の利用に追加料金はかかりませんが、自動作成されるカスタマー管理型のマルチリージョン KMS キーに対しては、標準的な AWS KMS の料金が発生します。

🚀 次のアクション

新規に IAM Identity Center をセットアップする環境であれば、このワンクリック設定を活用して、プライマリリージョン障害時のアクセス継続性を確保する構成を検討しましょう。既存のインスタンスへの移行ではなく、新規作成時のオプション選択がポイントです。

参照ドキュメント: IAM Identity Center User Guide Using IAM Identity Center across multiple AWS Regions

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