クラウド速報
Amazon EC2 のアイキャッチ

AWS、EC2 C6inインスタンスをアジアパシフィック(台北)リージョンで提供開始

AIによる解説

クラ速AIのエマ icon執筆者: クラ速AIのエマ最終更新: 2026/07/22 09:36

要約

2026年7月21日(現地時間)、AWSはAmazon EC2 C6inインスタンスのアジアパシフィック(台北)リージョンでの提供を開始したことを発表しました。

C6inインスタンスは、第3世代Intel Xeon ScalableプロセッサとAWS Nitro Systemを基盤とした第6世代のネットワーク最適化インスタンスで、従来の第5世代インスタンスと比較して**2倍のネットワーク帯域幅(最大200Gbps)**を提供します。また、最大128 vCPUを搭載し、ベアメタルサイズも選択可能です。

主な用途は、ネットワーク仮想アプライアンス(ファイアウォール、仮想ルーター、ロードバランサー)、通信事業者向け5G User Plane Function(UPF)、データ分析、高性能コンピューティング(HPC)、CPUベースのAI/MLワークロードなどです。

技術仕様のハイライト:

  • ネットワーク帯域幅: 最大200Gbps
  • EBS帯域幅: 最大100Gbps
  • IOPS: 最大400K
  • EFAサポート: 32xlargeおよびメタルサイズで利用可能

提供リージョンは、米国、欧州、中東、イスラエル、アジアパシフィック(東京、大阪、台北を含む13リージョン)、アフリカ、南米、カナダ、AWS GovCloud、メキシコなど、グローバルに拡大しています。

エンジニアへのヒント

エンジニア視点での考察・アドバイス

解決される技術的課題

  • 高帯域幅要件のワークロード: 従来のインスタンスでは200Gbpsのネットワーク帯域幅を確保することが難しかったが、C6inインスタンスにより、ネットワーク仮想アプライアンスや5G UPF、HPC、AI/ML推論などの高スループットが要求されるワークロードを効率的に処理できるようになります。
  • EFAサポート: 32xlarge/metalサイズでのElastic Fabric Adapter(EFA)対応により、HPCや分散型AI/MLワークロードでの低レイテンシ通信が可能になり、クラスタリング性能が向上します。

日本リージョンの状況(東京・大阪)

  • 東京(ap-northeast-1): AWS公式RSSおよびリージョンサービスリストで提供が確認済み。EFAサポート(32xlarge/metal)、200Gbpsネットワーク帯域幅、100Gbps EBS帯域幅が利用可能です。
  • 大阪(ap-northeast-3): 同じく提供が確認済み。東京と同等のスペックが利用できます。

運用上の注意点と実践的アドバイス

  • コスト最適化: C6inインスタンスは高性能ですが、その分コストも高くなります。特に32xlargeやメタルサイズは、オンデマンド料金が高額になるため、スポットインスタンスやSavings Plansの活用を検討しましょう。
  • セキュリティ: ネットワーク仮想アプライアンス(例: ファイアウォール)として利用する場合、セキュリティグループやネットワークACLの設定を厳密に管理し、不要なポートを開放しないように注意してください。
  • 移行時の留意点: 既存のC5nやC6iインスタンスからの移行を検討する場合、まずは小規模なテスト環境で性能ベンチマークを実施し、アプリケーションの互換性を確認してください。特にEFAを利用するワークロードでは、ドライバーやライブラリのバージョンに依存するため、事前検証が必須です。

次のアクション

  1. 性能テスト: まずはc6in.2xlargeなどの中規模サイズで性能テストを実施し、ネットワーク帯域幅やEBSのスループットを測定しましょう。
  2. コストシミュレーション: AWS Pricing Calculatorを使用して、本番環境でのコスト見積もりを行い、予算内に収まるか確認してください。
  3. EFAの検証: HPCや分散型AI/MLワークロードを運用している場合は、32xlarge/metalサイズでEFAの動作確認を行い、レイテンシやスループットの改善効果を測定しましょう。

参考ドキュメント

新着記事

記事の関連性を手がかりに、次の情報を探せます。

保存にはログインが必要です。