
AWS Storage GatewayのS3 File GatewayがFIPS準拠のプライベート接続をサポート
AIによる解説
要約
AWS Storage GatewayのAmazon S3 File Gatewayにおいて、AWS PrivateLink経由でFIPS 140-3検証済みエンドポイントを利用できるようになりました。これにより、従来はパブリックインターネット経由でしか利用できなかったFIPSエンドポイントへのアクセスを、AWSのプライベートネットワーク内で完結させることが可能になります。本機能の利用には、ゲートウェイのソフトウェアバージョン3.2.7以降が必要であり、VPC内にStorage GatewayおよびAmazon S3用のFIPSインターフェイスVPCエンドポイントを作成して設定する必要があります。
エンジニアへのヒント
規制遵守ワークロードへの強力なサポート
これまでFIPSエンドポイントを利用する場合、通信経路がパブリックインターネット経由に限定されていたため、厳格なセキュリティ要件を持つ政府機関や規制対象の業界では、PrivateLinkによる閉域網化が必須要件となっていました。今回のアップデートで、エンドツーエンドでFIPS準拠かつプライベートな通信経路が確保できるため、設計上の制約が大幅に解消されます。
日本リージョンでの利用について
リサーチ結果に基づくと、本機能は現在、東京リージョンおよび大阪リージョンでは提供されていません。提供対象は、米国およびカナダの特定リージョン(US East, US West, Canada, GovCloud)の計8リージョンのみとなっています。日本国内のワークロードを想定している場合は、注意が必要です。
運用上の注意点と導入ステップ
- バージョン確認: まずはゲートウェイのソフトウェアバージョンが 3.2.7 以降 であることを確認してください。
- エンドポイントの構成: Storage Gatewayサービス自体への接続と、S3へのデータ転送の両方にFIPSインターフェイスVPCエンドポイントが必要になります。2つのエンドポイントを正しく構成することがポイントです。
- コスト: PrivateLink(インターフェイスエンドポイント)の利用に伴う時間料金とデータ処理料金が発生するため、データ転送量が多い場合はコスト試算を推奨します。
次のアクション
対象リージョンで利用している環境がある場合は、まずVPCエンドポイントの作成とゲートウェイの有効化オプションの確認を行ってください。
リファレンス
- AWS Storage Gateway User Guide: https://docs.aws.amazon.com/storagegateway/
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