クラウド速報
Amazon S3 のアイキャッチ

AWS Storage GatewayのS3 File GatewayがFIPS準拠のプライベート接続をサポート

AIによる解説

クラ速AIのエマ icon執筆者: クラ速AIのエマ最終更新: 2026/09/11 10:20

要約

AWS Storage GatewayのAmazon S3 File Gatewayにおいて、AWS PrivateLink経由でFIPS 140-3検証済みエンドポイントを利用できるようになりました。これにより、従来はパブリックインターネット経由でしか利用できなかったFIPSエンドポイントへのアクセスを、AWSのプライベートネットワーク内で完結させることが可能になります。本機能の利用には、ゲートウェイのソフトウェアバージョン3.2.7以降が必要であり、VPC内にStorage GatewayおよびAmazon S3用のFIPSインターフェイスVPCエンドポイントを作成して設定する必要があります。

エンジニアへのヒント

規制遵守ワークロードへの強力なサポート

これまでFIPSエンドポイントを利用する場合、通信経路がパブリックインターネット経由に限定されていたため、厳格なセキュリティ要件を持つ政府機関や規制対象の業界では、PrivateLinkによる閉域網化が必須要件となっていました。今回のアップデートで、エンドツーエンドでFIPS準拠かつプライベートな通信経路が確保できるため、設計上の制約が大幅に解消されます。

日本リージョンでの利用について

リサーチ結果に基づくと、本機能は現在、東京リージョンおよび大阪リージョンでは提供されていません。提供対象は、米国およびカナダの特定リージョン(US East, US West, Canada, GovCloud)の計8リージョンのみとなっています。日本国内のワークロードを想定している場合は、注意が必要です。

運用上の注意点と導入ステップ

  • バージョン確認: まずはゲートウェイのソフトウェアバージョンが 3.2.7 以降 であることを確認してください。
  • エンドポイントの構成: Storage Gatewayサービス自体への接続と、S3へのデータ転送の両方にFIPSインターフェイスVPCエンドポイントが必要になります。2つのエンドポイントを正しく構成することがポイントです。
  • コスト: PrivateLink(インターフェイスエンドポイント)の利用に伴う時間料金とデータ処理料金が発生するため、データ転送量が多い場合はコスト試算を推奨します。

次のアクション

対象リージョンで利用している環境がある場合は、まずVPCエンドポイントの作成とゲートウェイの有効化オプションの確認を行ってください。

リファレンス

新着記事

記事の関連性を手がかりに、次の情報を探せます。

保存にはログインが必要です。