
AWS DataSync が共有 VPC をサポート:マルチアカウント環境でのデータ転送を効率化
AIによる解説
要約
AWS DataSync が AWS Resource Access Manager (RAM) を介した共有 VPC (Shared VPCs) のサポートを開始しました。これにより、中央管理アカウントの共有サブネットおよび VPC エンドポイントを使用して、複数の AWS アカウント間で DataSync エージェントの作成や転送タスクの実行が可能になります。エージェントベースのタスクにおける Enhanced mode と Basic mode の両方に対応しています。
エンジニアへのヒント
💡 今回のアップデートのポイント
これまで、ネットワーク管理を中央集約している組織では、各アカウントでプライベート転送を行うために、アカウントごとに個別の DataSync VPC エンドポイントを作成する必要がありました。これが IP アドレスの枯渇や、管理コストの増大という大きな課題になっていました。
今回のサポートにより、以下のメリットが得られます:
- リソースの最適化: 中央アカウントの単一エンドポイントを共有サブネット経由で利用できるため、IP アドレスを節約できます。
- 運用負荷の軽減: アカウントごとにエンドポイントを維持・管理する手間がなくなります。
- 単一アカウント内での改善: 同一アカウント内でも、1つのエンドポイントを複数のサブネットで使い回せるようになり、制約が緩和されました。
🇯🇵 日本国内での利用について
最新のリージョン状況を確認したところ、東京リージョン (ap-northeast-1) および 大阪リージョン (ap-northeast-3) の両方で利用可能です。AWS 公式の発表に基づき、Secret Regions を除くすべてのリージョンで提供されています。
🛠 実務へのアドバイス
マルチアカウント構成で DataSync を運用している場合、まずは AWS RAM で共有されているサブネットが正しく指定できるか、コンソールまたは CreateAgent API からテストすることをお勧めします。特に、既存の VPC エンドポイント設計を共通化できるため、ネットワーク設計の見直しによるコスト削減効果も期待できます。
次に行うべきアクション:
- 現在の DataSync エンドポイントの配置状況を確認する
- RAM を利用した共有サブネットでのエージェント作成テストを実施する
参照ドキュメント: AWS DataSync feature documentation https://docs.aws.amazon.com/datasync/latest/userguide/choose-service-endpoint.html#datasync-in-vpc
次に読む
新着記事保存にはログインが必要です。